「辞めようかな?どうしようかな?どうやって、この人と関わればいいんだろう?」と人間関係の悩みが絶えないと思います。
正直、仕事より人間関係のほうが辛い!・・・そんな事ありませんか?
介護職員の約70%以上が女性という職場では、女性特有の人間関係の難しさがあり、妬み・嫉み・無視といった陰湿な嫌がらせがおこりやすい職場でもあります。
介護職員の方の約1/4が人間関係を理由に転職・退職をしているのです。
残念なことですが、女性が多く働く職場ではいじめや嫉妬、妬みなどが少なくありません。
実際に私も体験しましたし、この記事を見ている方の多くも同様の体験をしている人が多いのではないでしょうか?
私の場合は、妬みからのいじめ(無視)でした。今でいうところのパワーハラスメントですね。
海外から帰国し、看護師として勤務した総合病院で、業務改善の会議の場で提案したのがきっかけでした。
無駄と思える業務が多く、皆が現状に満足している状況に意見したのがいじめの始まりでした。
看護師長はじめ、その取り巻きからの「無視」はとても辛いものがありました。
しかし、中堅の職員や仲間は、理解してくれる方もいて、孤立することはなかったのですが、4年目に状況が悪くなります。
入職後2年目に、事務職員に誘われ、病院内外の方々と10人位で定期的にテニスを行うことになっていたのです。
医師や看護師だけで無く、事務員や臨床技師、レントゲン技師なども加わり楽しいサークルでした。
そのテニスサークルの仲間の中で、月に一度、院長室で麻雀が行われていました。
その日は面子が足りなくなり、私にお呼びが掛かりました。
院長に呼ばれたら当然行くしかありません。
その後も、定期的にテニスや麻雀を院長を中心としたメンバーで行われました。
院長室での麻雀に参加し始めて数か月後、看護師長からの呼び出しでした。
「えっちゃん、テニスや麻雀は、仕事が出来てこそやれるものです。中途半端なえっちゃんがやるものじゃありません!」・・・と。
当時の私は看護師としての実務経験は12年あり、そこそこ自信もあったのですが、中途半端だと言われ、看護師長からテニスも麻雀も禁じられました。
後から知ったのですが、看護師長は院長のお妾(おめかけ)さんだったそうです。
その後は、看護師長の悪意のある人事異動で、慢性疾患の病棟に追いやったのは、私を退職させるためでした。
勿論、この病院で学ぶべきことが無くなったと判断した私は、「退職願」を提出しました。
私の場合は、妬みが原因だったようですが、看護や介護現場でのいじめの実態は、先輩職員が新人職員を「指導」と称していじめを行うことが多いようです。
仕事に慣れておらず、ミスがあったり、作業が遅い場合も目を付けられやすい要因です。
表面的には円滑な人間関係に見えるということが、いじめや嫌がらせの顕在化を妨げ、問題を深刻化させてしまうのです。
そのため、上司に訴えても取り合ってもらえないことがあるのもこのためです。
いじめている側の先輩職員にも新人の時代はあったはずなのになぜ、このようないじめは無くならないのでしょうか?
何も心当たりがないのに、嫌がらせをされたり、陰口を言われるというのは辛いものです。
私が勤務していた病棟では、意地悪なボス的看護師一人と、そのまわりの取り巻きグループが、一人ターゲットを見つけると徹底的にいじめ、嫌がらせをしたり無視したりして、辞めさせていました。看護師長がこのボス的看護師と親しかったのも問題でした。