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【介護施設向け】職員行動のチェックリスト

職員行動のチェックリスト 各種マニュアル
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倫理綱領、職員行動規範を定めている社会福祉法人は多いかと思いますが、全職員への周知ができているかどうかは疑問が残るのではないでしょうか?すべての職員が、職員行動規範を確認し、日々の行動を振り返り、不祥事の防止に努め、市民の信頼を失うことのないようにしていかなければなりません。 これは職員の行動チェックリストのテンプレートです。使い方の例として私が在籍していた社会福祉法人では、翌年度の職員募集の数を把握するため、継続勤務確認を行う際にこの職員行動チェックリストを渡し、回収するようにしていました。結果として一年に一度確認していることになります。

職員行動のチェックリスト

チェック日時 令和  年  月  日

所属              

氏名                           ㊞ 

1.基本的心構え

1-1
□本法人の職員として、高い職業的倫理観が求められることを自覚し、責任ある行動をとっているか。

1-2
□利用者またはその家族等に対しては、常に「親切・丁寧・誠意」をもって接しているか。

1-3
□チームワークを重んじ、職業秩序を保ち協力して業務を遂行しているか。

1-4
□常にコンプライアンスの認識を持って日常の業務を行っているか。

1-5
□服装・身だしなみは、清潔で品位を失わないように注意しているか。

2.業務遂行の心構え

(1)業務処理

2-1
□利用者またはその家族との約束は必ず守っているか。

    • 守れない約束はしない
    • 業務上の権限を超えて不当な約束はしない
    • 約束の時間時刻が守れないときは、必ず事前に了解を得る
    • 約束事や伝言はメモを取るなどして性格を期する

2-2
□利用者またはその家族等には、あいまいな回答や思わせぶりな回答をしていないか。

    • 判断が付かないときは必ず上司に相談する
    • 判断・回答が遅れるときはあらかじめその旨を連絡する

2-3
□誤った情報、不正な情報により利用者またはその家族等、本法人の名誉・信用、利益を損なわないようにしているか。

2-4
□懸案事項を抱え込んでいないか、判断が付かないときは上司に相談しているか。

2-5
□ミスに気付いたときには、すぐに上司に相談しているか。

2-6
□虚偽報告、書類の改ざん等は行ってないか。

2-7
□自分の担当業務の業務手続・指示文書類を整理し、常にこれに従って業務を行っているか。

(2)情報管理

2-8
□利用者の個人情報を外部に漏らしていないか。

2-9
□利用者の情報が記載された資料等を机の上に放置していないか。

2-10
□許可なく仕事上のデータを自宅へ持ち帰っていないか。

2-11
□不要となった各種情報書類は、外部への漏洩を避けるために適切に破棄しているか。

2-12
□外部からの業務に関する質問・照会については、それが機密情報の漏洩にならないか常に注意しているか。

(3)法令・諸規定の遵守

2-13
□本法人の理念を理解しているか。

2-14
□本法人の事業計画(理事会資料)を理解しているか。

2-15
□就業規則を理解し、これに反した行動をしていないか。

2-16
□業務手続・方法に疑問がある場合には、法令・諸規定・手続きで確認するようにしているか。

2-17
□諸規定に定められていない事項などで判断に迷うときは、必ず上司に相談しているか。

2-18
□自分の職務権限を認識し、これを守っているか。又、決裁権限者の決裁を受けているか。
□利用者から寄せられた苦情等は隠さず上司に報告しているか。
□サービス利用の手続きに際しては重要事項について説明を行い、十分理解頂いた事を確認したうえで契約しているか。

(4)公私の区別

2-19
□利用者またはその家族等とお付き合いにおいては、癒着の誤解を招かないように当法人職員としての立場を常に自覚しているか。

2-20
□社会常識からみて過度な接待や贈答品などを受けた場合は、上司に報告し指示に従い対応・処理しているか。

2-21
□法人の施設、車両、事務機器、水道高熱に至るまで、を許可なく私用に用いていないか。

2-22
□仕事上で得た情報を自己の利益のために使用していないか。

2-23
□仕事中に私用電話・携帯メールなどを行っていないか。

3.私生活の心構え

3-1
□私生活において、本法人の名誉・信用を傷つけるような言動・行動をしていないか。

3-2
□社会的制裁を受けるような投機的行為、賭け事などをしていないか。

3-3
□地域での活動には積極的に参加し、住民に信頼されるよう努力しているか。

3-4
□本法人が職員としての資質を問われるような借財はしていないか。

   ・万が一、借財の返済に窮するような場合は上司に相談する。

以上

【注意事項】

  • 「可」の項目に○を「不可」の項目に×を付ける。
  • ×の項目に付いては、今後どのようにするか「時期」「やり方」等を具体的に欄外に記入する。

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

                                       

 


 

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