社会福祉士取得実習カリキュラム(例)
(12日間)
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テーマ |
内 容 |
形 式 |
大 項 目 |
中 項 目 |
1日目 |
高齢者福祉の理解 |
高齢者とは 介護保険とは 認知症とは |
講義 (オリエンテーション) 演習 |
・高齢者の基礎知識 ・介護保険制度 ・認知症 |
・歴史的経緯 ・介護保険を学ぶ ・認知症特性の理解 |
2日目 |
介護技術を学ぶ |
実施研修施設の職員は、日常生活の介護技術を重視する。理念や意義を述べるばかりでなく技術を取得することでケアワーカーの信頼・看護師の信頼が得られるので、ここでは技術体験をする。 |
講義 (オリエンテーション) 食事 入浴 バイタルチェック |
・介護技術を学ぶことで実地研修施設への導入に必要な準備事項 |
・食事介助体験 ・排泄介助体験 ・入浴介助体験 ・バイタルチェック ・支援マニュアル ・救急法 |
3日目 |
介護技術を学ぶ |
間接的支援で、実地研修施設・入所者の方がどのような問題に直面しているのか、また、どのような取り組みを行っているのか経時的に学ぶ |
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4日目 |
入所者の生活とその環境 |
入所者の生活を支える環境やその整備における留意点(入所前の生活の継続等を含む) 居住空間の種類と構成及びその機能について学ぶ。出来るだけ家庭的な雰囲気や、心理的な安定が得られるなじみの環境、快適な環境づくりについて学ぶ。 |
演習 |
・高齢者の認知と生活範囲 ・居住空間の構成と機能 |
・日常生活と環境のアセスメント ・空間の種類とそれぞれの意義 |
5日目 |
個別処遇の具体的方法 |
入所者が自立的に生活できるようにサポートするためのポイントについて学ぶ。例えば、食事・入浴・コミュニュケーションの取り方など生活の流れに沿って場面ごとの事例を通して学ぶ。 |
演習 |
・生活の流れに沿うケア ・コミュニュケーションに関する留意点 |
・1日の生活の流れとケア |
6日目 |
援助技術計画演習 |
アセスメントとケア計画そして入所者主体のケアについて学ぶ。(ケアの標準化) サービスの評価と改善について学ぶ。 |
演習 |
・具体的なケアの考え方と留意点 ・サービス評価と改善 |
・事前説明と利用者の意思確認 ・日課と行事 ・施錠 ・巡回 ・記録 ・家族との連携 ・ターミナルケア ・リスク場面と対応 ・サービスの評価と改善 |
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テーマ |
内 容 |
形 式 |
大 項 目 |
中 項 目 |
7日目 |
援助技術計画演習 |
他職種との協働を理解する。 他職種の役割、責任を理解する。 |
演習 |
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8日目 |
援助技術計画演習 |
施設職員との意見交換 簡易に取り組める工夫事例等方策を検討する。 職員のメンタルヘルスを考える。 |
演習 |
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9日目 |
デイサービスの具体的方法 |
利用者が自律的に生活できるようにサポートするためのポイントについて学ぶ。 例えば、食事・入浴・コミュニュケーションの取り方など生活の流れに沿って、場面ごとの事例を通して学ぶ。 |
演習 |
・生活の流れに添うケア ・コミュニュケーションに関する留意点。
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・1日の生活の流れとケア。 ・併設デイにおける利用の役割。
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10日目 |
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サービス担当者会議の意義とデイサービス事業所の役割について学ぶ。 通所計画書等 サービスの評価と改善について学ぶ。 介護支援専門員との連携について学ぶ。 |
演習 |
・具体的なケアの考え方と留意点 ・サービス評価と改善 |
・通所計画書 ・事前説明と利用者の意思確認 ・日課と行事 ・記録 ・家族との連携 ・リスク場面と対応 ・サービスの評価と改善 ・サービス担当者会議 ・介護支援専門員との連携 |
11日目 |
在宅介護支援センターの具体的方法 |
地域で自律的に生活できるようにサポートするためのポイントについて学ぶ。 |
演習 |
・情報の活用を図るために必要な整備 ・職員のサポート |
・記録方式 ・書式 ・申し送り |
12日目 |
実地研修・反省 |
これまでの学習が実践に役立つことが出来るよう具体的に取り組む。 |
演習 |
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